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自然とつながる

種の最適な蒔き日と種から育てる大きな意味

いろいろな野菜やハーブの種

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効率的に育苗するために、種をいつ蒔くかは重要なポイント。ハウス栽培じゃないので、気候を考えないと発芽してくれないし、きちんと決めておかないと良いタイミングの蒔き日を逃してしまいます。決めないと動かない人間なので、自分に課題を設定してスイッチを入れます。私は器用じゃないので、計画が大事なんです。

小さなベランダでたくさん栽培できるわけじゃないので、種もたくさん蒔くことは出来ません。 種もたくさん余ってしまうし、本当は苗からの栽培が楽なのですが、 それでも種から育てたいなという思いが勝ってしまうんです。
(発芽率は落ちますが種は一年で発芽しなくなるというものでは基本的にないと思います。)

自分の食生活の一端を担ってくれる植物たちなので、なるべく私の情報を種たちに知ってもらって育ってもらいたいんです。種に触れて種から育てることは最大限、植物がもつポテンシャルを引き出す事にもつながります。

たくさんの愛情を注ぎながら種から育てたい!!という欲求が自然と生まれてくるのはいったいなんなんでしょうね。私自身にもわかりません。


とても不思議な話に感じるかもしれないのですが、人がある土地に住み始めると、その土地に住む人の心身の状態が伝わるんだそうです。そうすると、今その住んでいる人に必要な成分というかエーテル(有機化合物)?を含んだ野草がその土地に生え始めたりするんだそうです。

多くの場合はそんなことに気がつくことはなく、庭に急に発生した野草を摘んで食べるなんてことはしないと思います。スーパーで買ってきたいつものキレイな野菜を食べて、自分のために生えた野草はそのエネルギーを活用してもらう機会を逃して枯れていきます。

こういった話は地元で作られた野菜を食べたほうが健康になるという話に似ています。その土地の風土、空気、環境などで健康に過ごすために植物たちはそれらに合わせたエーテルを作り出します。

「身土不二」という言葉もあります。また、マクロビオティックでも、そういった概念が用いられていますね。


同じ環境に住んでいる身近な植物を食べたほうが受けられる恩恵が高いというのは当たり前のような気がします。さらに言えば、自分が住んでいるまさに、その場所で育った植物が一番ということですね。

迷信というか民間療法みたいなカテゴリーに入りがちですが、私は当然のようにそれらの話を受け止めています。

ちょっと熱くなって話が脱線してしまいましたが、より強い思いを注げることは園芸をより楽しくさせてくれるので、種から挑戦しようと思うんですよね。

話をもどしますね。今期に種から育てようと思っている植物たちの種を紹介しながらつらつらと書きます。

そのまま植えられる土に還る育苗ポット


準備に関しては土と種と育苗ポットがあればOKなんですけど、いつ蒔くのかをちょこっと意識しておくのは大事です。とは言っても、細かく設定するわけじゃないです。蒔くときは一気に作業したいので。

3月はまだ夜が肌寒い日が多いですが、4月に入ればほとんどの種に適した発芽温度になりますね。(ちなみに関東地方です。)ただ、植物と月の関係には着目して蒔き日を設定することは外せません。

新月じゃなくて満月の5日前までに蒔くのが良いと伝承されるんですが、これはあくまでも満月前後に芽が出るようにするのが理想と認識しています。

と、考えると前日では遅いと言えてしまうし、5日前でも芽が出るのに時間を要す植物も多いので、 端的に言えば、新月~上弦の月に蒔き日を設定するのが良いと思います。満ちていく月の時ということですね。 とにかく満月の前後に芽が出るのが理想なのですが、なかなか難しいです。

新月の日前後に芽が出ると根の成長よりも新芽(地上部)が徒長しやすくなると言われます。根よりも先に地上部が徒長してしまうとその後の成長の健全性が全然違ってくるので、ズボラでも月の影響は意識しないわけにはいきません。


新月から満月は地上部(新芽)の成長、満月から新月は地下部(根)の成長に影響するという単純な話です。これは引力の影響が強く作用するのだと思います。



とすると…3月~4月にかけての満月の日を確認すると、2019年の3月は21日、4月は19日が満月、5月も19日。なので、3月は「遅くても16日まで」、4月、5月は「遅くても14日まで」の間に蒔くのが最適ということですね。意外と幅が狭いので、計画もしやすいですね。


後、ハレの日がいいのでこの間を意識しながら予定を組むことにしましょう。
計画とはいっても意外と曖昧です。でもこのなんとなく意識しておくってホント大事なんですよねー。私のようなアバウト人間は。


ベビーリーフとして育てる野菜たちの種

欲張りな私がたくさんの植物たちと出会うために小さな鉢でベビーリーフとして育てるつもりの野菜たちです。ミックスベビーリーフ(サラダセット)はもちろん、単体でも栽培するつもりです。蒔き日は3月の新月~上弦の月の日の間に。

去年のベビーリーフ



ラディッシュとミニトマトの種

果野菜は、二種類だけ。いまんとこ。ラディッシュは何度でも栽培するつもりなんです。とりあえず最初の蒔き日は3月の新月~上弦の月の間に。

去年のラディーの写真


ミニトマト 種 【 ちびっこ 】 種子 小袋

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昔から栽培されているミニトマト在来種の「ちびっこ」を選んでみました。 このミニトマトは矮性種と呼ばれるタイプの品種で背丈が小さくコンパクトに育つので小さなベランダなので最適な品種なのです。

時期をずらして3ポット育苗するつもりです。

4月、5月、6月とずらして、夏、秋は屋外での収穫、 真夏は室内で収穫を楽しみたいと思います。蒔き日はもちろん、それぞれの月の新月~上弦の月の間に。

今期のハーブの種

チャイブ、クレソン、ナスタチウム、ボリジなどのハーブ類も同じく4月に。でもバジル類はもう少し後。夜も暖かくないと発芽しないので。4月よりも経験上は5月がベスト(関東)。さすが熱帯原産。(屋内なら条件変わりますよ。)もちろん、新月~上弦の月の間に。

自家採種した左から、パセリ、鷹の爪、ブッシュバジルの種

鷹の爪も4月に入ってからかな。気温を考えると5月でもいいと思うんだけど。鷹の爪…毎年育てたくなるんだよね。ほんとはたくさん育てたいんだけど。我慢。もくもくと育つし、葉唐辛子も美味しいからね。

多収穫の古来種、青しそ

おっと、忘れてました。シソです。これは「ちりめんしそ」という古来種(在来種)です。種からの栽培は初めてですが挑戦です。収穫量が多いタイプで古来種なので種取りもできます。

蒔き日は3月ではちょっと早いかなと思ったので、4月の新月~上弦の月の日を蒔き日期間に設定したいと思います。バジルと同じシソ科の和ハーブとしておなじみ。 シソの天ぷらは大好物です。

【大葉青しそ】 種・小袋 (5ml) 固定種

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計画というほどでもないけど、これでとりあえず心が安定しました(笑)。
私の行動意識は効率化されたはず。なし崩しに時間だけが過ぎていかないようにインプットさせていただきました。


ちなみに、蒔き日は暖地や寒冷地などで前後します。ここに記した目安は関東地方を基準にしています。

おまけ

スプラウト用の種

スプラウトはまさに今、このカラッとしたこの時期!!室内なので温度は適温だしね。今年はスプラウト、ガッツリやろうかなって思ってるんです。


今期はお蔵入りの種たち

ほんとはたくさん種あるんだけど、そんなに欲ばれないのが悔しい。場所ないんだもん!!(T_T)

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