カルマの法則から自分の行いを見つめなおしてみる

自分の生き方、人生、そこにはたくさんの出来事とたくさんの人とのつながりの積み重ねでできています。
時には自分を顧みることもとっても大切です。自分がしていることが誰かを不幸にしているとしたら・・・。あなたは幸せですか?
日本語には「因果応報」という言葉があります。自分の行いが返ってくるという思想は人の心の清さを保ちます。
カルマの法則って何?
スピリチュアルな視点ではカルマの法則という言葉があるのは知っていますか?何も恐れることではありません。この世の中を秩序付けている一つの法則です。
自分の行いは善いも悪いもいつか返ってくるという法則です、それは現世での行いに限らず、前世からのカルマや来世にもつながっています。
スピリチュアルを抜きにしてもとても大切な思想です。自分が行っていることが悪であるとするならば、それはたとえ復讐であってもカルマになります。
例えば、
人に傷つけられることがあっても、人を傷つけようと策略してしまっては、悪いカルマはどんどん育ってしまいます。やられたらやり返すは、大きな不幸を招くことにほかなりません。
わからないから大丈夫。自分はしても相手はしないだろうは通用しません。カルマは常に私たちを取り巻く、宇宙の法則として存在しています。
お金もそうです。そのお金は誰かを不幸にして、手に入れたものであるならば必ず失います。常に人は人の心で人生を歩むべきなのです。
まるで、何も顧みない自己中心的な心は人とみなされません。カルマの法則は、人に人の心を取り戻させるためにあるとも言い換えられます。
自分の幸せと引き換えに誰かが不幸になっているとするならば、いつか自分が不幸になります。
人は、どんな状況でも、葛藤して悩んでも、自分だけでなく、誰もが不幸にならない方法を考えて生きていく努力をしなければなりません。
そんなことは無理?いいえ、努力するのです。必ず道はあります。その道を築ことを”放棄”してはいけないということです。
そうはいっても、
じぶんが一番大切、自分中心の幸せを考えていいんです。自己満足でもいいんです。自分の自分だけの人生ですから。でも、もし、誰かを不幸にしてしまう材料が見つかったら、そこは戦わなくてはいけません。
自分ではわからないカルマを背負っていることも
今が、とても苦しい、不公平な世の中だと思いながら生きている人もいるでしょう。しかし、前世での行いを改め、人はまた学ぶべき課題を与えられて、この世に生まれてきます、しかしそんな記憶あるはずもないのです。
さらに、自分で選んでいるのです。自分が学びたいことを学ぶために、今のあなたの状況、境遇があることを意識することが大切です。
もちろん、それは難しいこともわかります。受け入れることが苦しいこともわかります。しかし、これを知っておかなければ、苦しいこと、辛いことからは何も学ぼうとする姿勢が得られません。経験は数で、勝るのではありません、経験からどれだけのことを学ぼうとする意志があるかで、経験は評価されるのです。
どんなに長く生きようと、何も学べなければ、経験はただ、過ぎ去っていく事象にすぎません。
カルマはどうしたら解消できるの?
まずは、気づくことです。しかし、カルマを背負っている段階では人はきづかないのです。自分に返ってきたときにはじめて気づくのです。
何が善で悪なのか、しっかりと自分のなかで葛藤しながらも、日々の行いを見つめなおす必要があります。もし、このカルマの法則を受け入れる心があるならば、あなたのカルマは一生を通して解消する道を歩んでいくでしょう。
人生とはカルマを解消するための試練ともいえます。
一言で表すならば、「お天道様に顔向けできる」生き方。これがカルマを解消する人生へと導きます。