Linobase

自然とつながる

「ミラーリング」という名の魔法

記事内に商品のプロモーションが含まれる場合があります。

「親近感」というのがコミュニケーションを持つうえで、最初のキーワードになるかもしれませんよね。
仕事上の接客においても、プライベートでのコミュニケーションにおいてもどうしたら相手と打ち解けられるのか、少しの心掛けで、グッと相手の心をつかみ、親近感を与える「ミラーリング」という方法をお話したいと思います。

「ミラーリング」とは?

記す通り、鏡のように相手の動作を真似るといううことです。やりすぎは、わざとらしく逆に深い感を与える原因になってしまうので
気を付けてくださいね。

具体的には、相手がコップを持ち、飲む動作をしている場合、自分も同じく飲む動作をしたり、
相手が首をかしげれば、自分も首をかしげて見たり…。

また、表情のミラーリングでは、悲しそうな表情で、悩みを相談しているならばあなたも悲しそうな表情で、相手の話に
親身に耳を傾けたり、相手がうれしそうな表情で、喜びを表現しているならば、あなたも嬉しそうに、幸せを分かち合ってあげたり…。

心理学の研究でも実証されています。

ビジネスにおいてのミラーリングをした実験で、した場合としなかった場合とでは、格段に交渉が進んだり、成約がアップした結果が出たといいます。

また、相手の信頼感を得やすいこともわかってきました。

また、言葉のミラーリングも有効です。例えば、「今日良いことがあったんだ!!」と言われたら、「良いことがあったの?」とあなたも相手の言葉を含めながら会話をすると、自分の話に興味を持ってくれているんだと、相手は心地よく話をできるでしょう。
少しの心掛けで、相手との距離は近くなります。難しいことはないので、試してみてください。

やりすぎは禁物

中にはミラーリングを知っている人には、この人ミラーリングしてるなと感ずかれれば、逆に不快感を持ってしまうかもしれません。

あくまでも自然に行い、ミラーリングだと悟られないことが大切です。

ひとは、敏感に感じ取ります。何が大切かというのは、ミラーリングをすることではなく、あなたが相手と心から打ち解けたいと思う
気持ちです。テクニックとして、ミラーリングを使ってしまえば、それは美しくないですし、相手もわざとらしいと感じてしまうでしょう。

大切なのは、誠実な気持ちで、素直にコミュニケーションをとるということで、ミラーリングはその中の一部のテクニックにすぎないといううことを
肝に銘じておきましょう。