グルテンフリー対応のパンを米粉で。小麦アレルギーの方やグルテンフリーの食生活を実践している人にも美味しく楽しませてくれる簡単に作れてしまう米粉パンです。
パンを作るなんて手間と思い込んでいるなら米粉パンは選択肢になるし、フライパンですぐ出来てしまうので食べたいときに出来立てのパンを食べれちゃいます。
常食として食べるパンは米粉パンを取り入れて体への負担を少なくすると同時に日本のお米をもっとたくさん食べる機会を暮らしに増やすことにもつながります。毎日食べても負担がないのでごはんパンとしても優秀ですね。
もともと、私はパンよりもごはん派ではあるのですが、パンも好きなので米粉のパンを作る頻度も多くなりました。

もちっとした食感とパリッとした食感が楽しめるのはフライパンで作る米粉のパンならではです。フライパンで作るので、薄く生地を広げて焼けばピザ用の生地としてもアレンジできます。
パン作りの工程は本来はもう少し丁寧に仕込むものですが、最初に作ったときは即席でこんなにおいしくパンができるのかと感動して嬉しくなりました。
材料
24cmの大きさの蓋つきのフライパン鍋を使用
米粉 200g
白神こだま酵母 4g(一般的なドライイーストでも)
甜菜糖 10g
お湯40℃ 180ml (冬場は45℃程度で)
塩 3g
こめ油 10g
※分量はしっかり計らないと失敗しやすいです。
ベーキングシートを使う場合は丸く仕立てるとキレイに。
くっつきにくいフライパンならシートなしでも焼けるので必要はないです。もしベーキングシート使う場合に丸くカットする方法をプチっと紹介します。

まず上下に一回折って、

左右にもう一回折ります。

次に、折りたたまれて重なっている点を起点にして

三角形に折ります。

さらに折って、細い鋭利な三角形にします。

先端からフライパンの大きさを確認して合わせて半径+3cmくらいのところをカットします。

それを広げると円刑になります。
作り方
ボールに米粉、塩、天然酵母を入れてよく混ぜ合わせる。混ぜムラがないように泡だて器などで念入り丁寧に。
メジャーカップなどにお湯を注ぎ、甜菜糖を入れて丁寧に溶かす。
混ぜ合わせた米粉に、溶かした甜菜糖液を注ぎ、こめ油を入れてヘラでよく混ぜあわせる。滑らかさとつやが出てきたら生地の仕込み完了。1分~2以内ででき、こねたりする必要はない。
フライパンに生地を流し入れる。
※ベーキングシートを使う場合は敷いてから流し入れる。フライパンからはみ出さすと燃えてしまう危険性があるのでスマートに納まるように意識する。
そのままフライパンを10秒程度弱火にかけて温めて火を消し、蓋をして20分~30分程度放置して発酵させる。
なんとなく1.5倍~2倍程度に膨らんできたらOK。
※冬場は温度が冷めやすく発酵しにくいことがあります。季節に左右される工程なので、様子を見て冬場は特に何度か火を入れてフライパンを温めます。発酵時間も冬場は長めに取ります。
発酵が完了したら、そのまま弱火にかけて蓋をした状態で10分~13分くらい焼く。蓋を開けないでじっっくりと時間いっぱい焼くのがコツ。
焼き具合が上部は半焼、フライ返しなどで底がきつね色に色づくくらいに焼けている状態になったら、滑らせながらフライパンから大きめの平皿に取り出す。
※ガスコンロによって弱火の強弱が変わるので様子をみて時間を調整して焼くようにする。
手のひらでお皿を持ったまま、フライパンをかぶせ反転させる。
蓋をして再び弱火で10分~13分程度焼いたら完成。
※ガスコンロによって弱火の強弱が変わるので様子をみて焼く。こんがりときつね色が目安。
火からおろして粗熱が取れるまで冷ましてから、カットする。