天秤座（月星座）の力

このページでは、月が天秤座に位置しているときにどのような事象に影響を与えるのかを紹介しています。

欠けていく月で天秤座に位置するのは10月～4月頃となります。 満ちていく月で天秤座に位置するのは4月～10月頃となります。

影響を与える事象

（属性）風　

光や風に影響を与えます。全ての生命にとって気持ちの良い日となることが多いでしょう。太陽の光はいつもよりまぶしく、さわやかな風を感じられる日です。曇りでも光が強く感じられることもあるでしょう。

天秤座の日はとてもバランスの取れた調和を促すような波動を放っています。なので、心も平穏で穏やかに過ごすことができるでしょう。ふわふわっと、ほわわんとしたまるで健忘症のような楽観性を感じさせます。

（栄養素）脂肪

脂肪に関連した様々な要素に影響を与えます。栄養素という観点で言えば、吸収率や消化率などに影響を与えるということ。例えば、揚げ物がいくらでも食べられたり、逆に油のにおいだけで気分が悪くなったりということもあります。人によって作用が変わります。料理の美味しさの感じ方も変わるでしょう。

これは、自分の身体がその栄養素に対して、良いのか悪いのかも含めて、どのような作用の仕方をするのかを観察する材料となります。身体が求めているものが今の自分にとって必要なものであるかを自覚するチャンスとなります。その逆もしかりです。

もし、なんらかの診断を受けていて脂肪を控えなければならない場合は、この日は特に意識する必要があります。

また、この日に収穫したオリーブの実からは他の日よりも多くの油が採取できるというようなことも知られています

（植物の部位）花

花に関連した様々な要素に影響を与えます。例えば、花の開花に影響を与えたり、花の採集にも適している日です。適しているというのは植物の花の力が高まり、芳香も高いものが採取できるということ。さらに、いつもよりも際立つ美しさで咲かせる花に気が付くことができるかもしれません。（花摘みは晴れの日の午前中がベストです。）

また、満ちていく月か満月の時がベストです。 また、花の日は軟膏やクリームなどを作る場合はとても適した日です。満月と重なれば薬効が高く、貯蔵に向く期間（欠けていく月）に入るため最もベストです。（蟹座や乙女座の日は避けます。）

（器官組織）腺

リンパ腺、扁桃腺、乳腺などに影響を与える日です。この日はこれらに与えるいたわる手当は何倍も効果が高まります。

（身体）腰、腎臓、膀胱

この日は、腰、腎臓、膀胱などに施す手当（外科的な処置や手術を除いて）はいつもの倍以上の効果をもたらします。たくさんの水分を摂取して利尿作用を促し、洗浄、浄化を意識したケアが効果的です。骨盤を意識した体操などもお勧めです。

逆にこの部位に負担をかけるようなことはいつもより悪い状態になりやすいので注意です。とくに外科的な手術は最も避けた方が良い日となります。膀胱炎などにもかかりやすい日ですから、腎臓や膀胱の冷えには特に注意が必要です。

他にも、この日に集められたハーブなどの薬効は、この部位の不調に働きかけると言われています。普段から自分の身体のどこに不調が出やすいのかを自覚していたり、ハーブを自家栽培している人はチェックしたい要素です。

（基本色）黄　・（反対色）赤、青

この日は黄色の作用が強くなります。黄色いもの生活に取り入れたり、アンズやパプリカ、バナナ、玉ねぎなど黄色の食材を食べるのも良いでしょう。

黄色は思考力や気持ちを高めてくれますが、逆に神経を静める力も持つので、精神的なストレスを軽減してくれる効果もあります。 さらに、消化機能や腺機能を高めたり、脾臓や肝臓を保護する力も持ちます。

天秤座の日は腺機能とも結びついているのでより効果的で、感染症対策として抵抗力をつける効果も高まるでしょう。

反対にこの日は赤や青の影響力は弱まります。なので、この日は赤や青の作用を気にせずに好きなように用いることができます。特に赤は興奮作用が強いですが、この日だけは落ち着きやイライラを誘発するような作用の仕方はしません。

美容

欠けていく月と重なれば歯石とりや外科的な処置に含まれる歯周病などの治療にも向いています。 リンパマッサージなども積極的に行いたい日です。

その他

絶好のお掃除日和です。（欠けていく月の場合）