Linobase

自然とつながる

ハーブの収穫のポイント

ハーブの収穫のポイント

記事内に商品のプロモーションが含まれる場合があります。

 

苗からであれば、二週間ほどから収穫できる物が多いです。どんどん収穫すると健康的に生育します。なるべく適度にこまめに収穫をして利用します。 フレッシュで使いたいものはどんどん摘み取って料理やハーブティーとして使います。

まとめて収穫した場合はドライハーブを作って保存しておきます。 「ドライハーブの作り方」と合わせて確認して下さい。 ハーブの収穫は剪定作業(手入れ作業)とも、密接に関わりを持っているので、「ハーブの手入れ(仕立て直し)作業」のページと合わせて確認して下さい。 収穫と手入れはセットと言えます。

 

収穫する際に知っておきたいポイント

多くのハーブは春(5月~6月)に収穫のピークを迎えます。梅雨前には梅雨対策も兼ねて、大方のハーブの収穫は終えておきたいものです。夏に入る前にも大胆な収穫をします。

香り高く、薬効に富んだ状態のものを収穫するには、晴れの日が続く空気が乾燥した午前中がベストと言われています。

 

ほとんどの場合、ハーブの力が最大限に引き出される収穫の季節は春ということになります。(もちろん他の季節でもどんどん活用しましょう)

 

 

また、満月の夜と、月の星座がさそり座にある時期の夜もまた、ポテンシャルが最大限に引き出されたハーブが収穫できると言われています。特にメディカルな側面を期待する場合は夜摘みも良いですね。

 

 

占星術や目に見えない大切な力を意識される方は知っておきたい昔からの叡智です。

 

もちろん、お料理やハーブバスなど気軽に暮らしに取り入れたいハーブたちなので、厳格に守らなければならないというものではなく、知っておくとよりハーブたちの力を享受できますというお話です。

 

 

梅雨前の比較的カラッとしている時期を過ぎたら、日本では自然乾燥でのドライハーブづくりは難しいので、春の貴重な時期を逃さないようにしたいところです。

※こういった意味でも、耐寒性のあるハーブは秋から育て始めて冬越をさせ、春に生長のピークを一気に持ってくるように栽培すると梅雨前に多くの収穫を期待できます。

参考

花や葉を収穫する

葉を収穫するなら、花が咲く直前が薬効や香りが最も高くなります。また、葉だけを利用したいハーブ類は花穂ができたら前もって摘んでおけば、葉の香りと生長を促進させるようにコントロールすることができます。

 

花を収穫するなら、満開ではなく、八分咲きくらいが最も薬効や香りが高くなります。

根を利用したい場合

根を利用したい場合のハーブ(エキナセアなど)は、茎や葉が枯れ始めた頃に株ごと 抜き取って収穫します。

種子を利用したい場合

フェンネル、コリアンダーなど種子を利用したいハーブ類は花を咲かせて、咲き終わる頃に種子ができるのでこのタイミングに収穫して乾燥させます。スパイスとしてももちろん、また秋に蒔いて種から栽培を楽しむこともできます。

多くの場合、花を咲かせると葉の風味は落ちがちなので、 種子を取る用の株、葉を利用する用の株など区別して栽培するのも効率的です。

現在24種類のハーブを紹介しています。時期など参考にして下さい

常緑性のものは一年中収穫できるハーブも多いですが、夏や冬は生育が鈍るので、株を弱らせない程度に控えめにするのも大切なポイントです。 それぞれのハーブには収穫に適した時期があるので確認しながらベストな状態で収穫します。

 

収穫したらたっぷりの水で水あげをします

ハーブを水に浸す

特に草本類(バジル、ミントなど)の品種のものは、収穫して間もなく萎びていってしまうので、すぐにたっぷりの水に浸けて水あげをします。シャキッと新鮮な美味しさを味わうために大切な作業です。また、汚れや虫などがついていた場合も、浮いてくるので衛生的にハーブを活用できます。

水揚げした後はしっかりと水気をとって、しっかり拭き取ってから利用するようにします。

 

切り戻しや摘心などの作業に伴って収穫したハーブなど、すぐに使わない場合は、水を入れたコップなどに生けておくのも一つの方法です。そのまま初根して新しい株として育ててもいいですね。