オレガノ

オレガノの紹介と育て方。効能や使い方の参考も。

オレガノ

オレガノの概要

学名

Origanum vulgare

科名

シソ科ハナハッカ属

和名

ハナハッカ

別名

ワイルドマジョラム

花言葉

開花期

5~10月(品種によって異なります)

使用部位

葉、花穂

原産地

ヨーロッパ、西アジア

草丈

50cm~80cm

多年草

 
 

茎や葉にはミントにも似たさわやかな芳香があり、スパイシーで優しい香りはイタリア料理やトマト料理などによく利用される香辛料の一つ。ピザスパイスにも多用されます。ヨーロッパ各地の野原などに自生するたくましいハーブです。

茎が密生するように生育し、斜上しながら枝わかれし、広がるように成長していきます。しだれるものも多く、匍匐性の品種はハンキングバスケットなどで育てるとより華やかに。

花はピンクや白、薄パープルなどの花を咲かせます。耐寒性のある多年草なのでお庭を彩るには最適で料理にも欠かせないハーブです。 葉も花の形態も個性的なのでいろいろなオレガノを楽しめます。

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オレガノの種類

最も一般的なのは「オリガヌム類」のワイルドマジョラム。立性のものと匍匐性のものがあります。 園芸種も豊富で、濃い緑色から薄い緑色の葉がつくものまで多彩。

観賞用としても可愛らしい 花オレガノと呼ばれるのは、しだれながらホップのように葉を重ねながら生長する、オレガノ・プルケルムやオレガノ・ケントビューティー。

スイートマジョラムに似ているイタリアンオレガノは甘い香りが特徴的です。 花壇の縁取りにもよく使われるのは、葉の周囲がクリーム色に彩られ華やかなカントリークリームオレガノ。

料理用としては一般的なオレガノと共に、より黄色みを帯びた葉が特徴的なゴールデンオレガノなどがあります。鮮やかな紫色の花を咲かせ、ドライにしても花の色味があせないオレガノ・ミクロフィラはポプリに最適。

オレガノの主な薬効作用

防腐、抗菌、消化機能活性、強壮作用

オレガノの適用症状

神経性胃炎、筋肉痛、胃酸過多、呼吸器系の不調、消化不良、疲労感

オレガノの使い方の参考

料理に

臭み消しには欠かせないハーブです。 香辛料 としてメキシコ料理やイタリア料理にはよく使います。スパイシーなトマトソースパスタは絶品な美味しさに。

オレガノソルトやオレガノオイル、オレガノビネガーを作って常備しておけばいつでも調味料としてアクセントに。ドレッシングに加えても美味しさを引き出してくれます。自家製ケチャップにも欠かせないハーブです。

ティーとして

一般的ではないですが、強壮作用や胃腸を調える作用があるので漢方のように食後の消化サポートや疲労回復効果を期待して飲むのもおススメです。

ポプリとして

ドライフラワーにして瓶に入れキッチンをスパイシーな香りで満たして楽しんだり、花が咲いた花穂を束ねてドライハーブにするのもおススメ。お部屋のインテリアにもなります。

※乾燥させたドライハーブの方が青臭さが消えてオレガノ特有の香りが強くなるので料理にはフレッシュよりもドライが適しています。

※ドライハーブにするときは花穂や枝をまとめて日陰で乾燥させるといいです。

オレガノの育て方と収穫

種蒔きの適した時期は4~5月。種から育てる場合は開花は二年目の初夏。育苗ポットがおススメ。本葉が6~8枚の頃に定植。 すぐに収穫と開花を楽しめるので苗を入手するのがおススメ。苗の定植時期は4月~6月中旬頃。又は秋。

根回りも早いので大きめのプランターで。小さめのプランターで育てるときは、時期を見て株分けしながらうまく生育をコントロール。成長できる伸びしろが健全な成長を促す。植え付け時に茎を半分くらい切り戻すと生長スピードが速まる。

地植えの場合は少ない株数でも 茎が匍匐したり、節から根を出して 茎が全体に広がるように株が成長するので、株間は広くとるようにする。最低でも30cmくらい。50cmくらいがゆとりがあって良い。

 水はけのよい土がポイント。一般的なハーブ用の土に赤玉土を多めにして水はけのよい性質を高めて。酸性土壌を嫌うので古い土や地植えの場合は石灰を混ぜて中和しておく。

肥料

元肥は普通に与えて構わないが、 追肥は一般的なスパンよりも少なめを意識する。与えすぎると徒長する原因になったり香りも弱まる。基本的には少なめで管理。

日当たりと場所

日当たりがよく乾燥した場所が適している。

水やり

乾燥には強いのであまり水を頻繁に与えなくても大丈夫。多湿を嫌うので気持ち乾燥気味の方が健全に育つ。梅雨時は特に乾燥を意識して水やりは控えめに。地植えは自然の雨だけに任せるぐらいが◎

病害虫

水を与えすぎると蒸れて、カビや害虫が発生しやすいので注意。赤ダニや、アブラムシなどに注意。適度なスパンでシャワーなどで一気に洗い流すのが良い。葉が細かいことと茂りやすいので害虫が発生すると大きな手間がかかる。日頃から自然農薬で虫が寄り付かない対策が大事。

夏に意識したいポイント

耐暑性はあるが茂りすぎると多湿になりがちなので、収穫を兼ねてたくさん枝をすいたり切り戻したりするのがポイント。梅雨前も切り戻しのタイミング。

冬に意識したいポイント

耐寒性はあるので冬越も容易。地上部が枯れたら刈り取って春に備える。

収穫

6月~10月が収穫のメイン。下葉を残して茎ごと収穫。大きく茂ってきたら根元から刈り取って乾燥保存。初夏には花を咲かせるので花穂がついた枝を丸ごと刈り取って一番香りがよい時期を楽しんで。

 

※地植えは2~3年で植え替えが目安。プランター栽培は半年から1年で植え替え。 生育も早く根詰まりしやすいので植え替え時に株分けすると良い。

※株分けや挿し木で増やせる。株分けは春に。挿し木に適した時期は春から初夏の3月~6月と10頃。夏は避ける。

オレガノのよもやまエピソード

ギリシャ語の「喜びの山」を意味する言葉が名前の由来になっています。オレガノが人々に多くのものを与えた証なのでしょう。