学名 |
Eruca vesicaria |
---|---|
科名 |
アブラナ科キバナスズシロ属 |
和名 |
黄花蘿葡(キバナスズシロ) |
別名 |
ロケット、エルーカ |
花言葉 |
「競争」「私に振り向いて」 |
開花期 |
5~7月 |
使用部位 |
主に葉(若葉、根出葉)、種、花 |
原産地 |
地中海沿岸、西アジア |
草丈 |
30cm~100cm (高さ10cm~20cm程度から収穫) |
1~2年草 |
ほうれん草の2倍近くのビタミンCが豊富に含まれ、野菜としてのカテゴリーにも入ります。料理にアクセントを与えてくれる葉は、ゴマに似た独特な風味とクレソンにも似た辛みを持ち、サラダなどに用いられます。
イタリアン料理で定番に使われるハーブで、辛み成分であるアリルイソチオシオネートは殺菌、抗菌作用と共に新陳代謝もサポート。解毒作用があるのでデトックスハーブとして重宝されています。
十字型のクリーム色の花が開花し、ゴマの風味も一段と高くエディブルフラワーとしても楽しめます。英語ではロケットですが、日本ではイタリア料理の普及とともに広まったのでイタリア語としてのルッコラの方が馴染みがあります。家庭菜園においても人気があるハーブです。
セルバチカという多年草のルッコラもあり、別名ワイルドルッコラとも呼ばれています。辛みも風味もより強い品種です。一般的にはロケットが多く出回っています。こちらの方が優しい風味と辛みで使いやすいです。
抗菌、抗酸化、解毒、 消化機能活性化、血栓予防、免疫機能強化
肉体疲労、整肌、風邪予防
巻き寿司、ピッツアのトッピング、トマトとの相性も抜群。ナッツ類やオリーブオイルでペースト状にしたソースも美味しいです。
新鮮な若葉を生で食べるのがおススメでサンドイッチやサラダは定番ですが、加熱すると風味や辛みが和らぎ他の食材と合わせやすくなります。天ぷらや炒め物としても最適。おひたしやごはんに混ぜても美味しくいただけます。刻んで薬味としても。
風味が強いものと合わせると引き立てあって味わい深い料理に。花もエディブルフラワーとして食べれます。
種をすりつぶして入れたティーは強壮作用をよりダイレクトに享受できます。
一年草で生長が早く、種から簡単に育てられるのでプランター栽培と相性抜群。スプラウトとしてもベビーリーフとしても最適のハーブ野菜。春蒔き秋蒔きどちらでもOK。
株間はプランターで10cm、地植えなら20cm程度が適当(間引いた最終的な株間なので、種まきの際はそれほど意識しなくてOK、間引く際に意識する)。
ハーブ培養土や野菜培養土でOK。自分で配合する場合は元肥を施した水はけのよい土で育てる。種は筋蒔きでもばら蒔きでも。重ならないように意識して蒔き、好光性種子なので薄く土をかぶせて(5mmくらいが目安)抑える。
間引きながら育て、間引いた葉もスプラウトやベビーリーフとして利用。間引き後は苗が倒れやすいので増し土をすると安心。姿もきれいに育つ。
間引くタイミングで追肥を与えるとよい。
日当たりがいい場所が最適。半日陰くらいだと食べやすい柔らかな葉に育つ。
種を蒔いたら優しく水をかけ発芽まで乾燥させないように。新芽が揃ったころから、水やりにもメリハリを。目安は表土が乾いたのを確認出来たら。比較的多湿を好む性質を持つ。ただ、水切れが頻発すると苦みをますので注意。
アブラムシがつきやすい。春は早めに種を蒔いて育て、五月中旬くらいから梅雨時期を前に収穫をある程度終えておくのがいい。葉を食べたいので害虫が発生するとかなりやっかい。収穫を逃すと多くの場合、残念な結果になる。秋からは比較的楽。
寒冷紗などで日よけして直射日光は避ける。水やりも早朝か、夕方。夏は収穫に適さないので、夏越を意識して管理。深く切り戻しておくとよい。うどん粉病やヨトウムシなどの害虫も気温が高くなるに連れて発生確率が高くなる。
冬は収穫には適さないが、冬越は可能。 特に地植えの場合 、こぼれ種で勝手に発芽するので、来年も楽しめる。
種蒔きから50日から60日で収穫可能。収穫敵適期は葉が10cm程に育ったころから。株の中心の葉を2~3枚残して収穫。
根の際から生えている若葉がもっともサラダとして美味しい。
スプラウトとして収穫する場合はさらに早く収穫できる。大きく育てる場合は花も開花するので、収穫する際は成長させる葉をバランスよく残すとよい。
※多湿で涼しい環境で育てると苦みが少なく育つので春や秋は多湿気味に管理するなど工夫するといい。ただ、高温多湿になる夏は要注意。
※間引きは収穫を兼ねて。ベビーリーフを楽しみながら株を大きくできるので種は多めに蒔くといい。
※花が咲くと葉は硬くなって食べにくくなるので、花を咲かせて楽しむ株と葉を楽しむ株をバランスよく管理するといい。
※半日陰だと葉が柔らかく食べやすくなるが、同時に株も弱りがちになるので、収穫時期が近づくまでは日当たりがよい場所で育て、収穫が近くなったら半日陰に移動など工夫を。
種を煎じたハーブティーは強壮作用を効率的に享受できますが、古代ローマ時代では惚れ薬として信じられていた時代があったようです。強壮作用は元気をサポートするわけですから、誰かに惚れるにしても元気がないとってことなんでしょうか(笑)
「私に振り向いて」という花言葉もそんなエピソードからきているようです。大規模な栽培は1990年代に入ってからで、イタリアの北西部が栽培の盛んな地域です。
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