学名 |
Stevia rebaudiana |
---|---|
科名 |
キク科・ステビア属 |
和名 |
- |
別名 |
アマハステビア |
花言葉 |
- |
開花期 |
9月~11月 |
使用部位 |
葉・花 |
原産地 |
南アメリカ |
草丈 |
50cm~100cm |
多年草 |
茎を多く分岐させながら生長し、鮮やかな緑色の長楕円形の葉が特徴的。小さな花が可愛らしく開花します。さりげない存在感がホワイトガーデンやイングリッシュガーデンを彩る植物としても最適なハーブです。
驚くのは砂糖の300倍もの甘さを持つと言われる葉です。ステビオサイドという甘味成分が豊富に含まれています。摘み取って口に含めばその甘さに誰もが驚くはずです。
彩りのガーデンを散策しながら、緑の情緒に触れ、ちょっとした冒険心と好奇心で葉をかじれば楽しさを感じます。
自分の庭のアクセントに取り入れれば遊び心をくすぐります。話題性間違いなしの楽しいハーブです。
シロップを作って、お菓子作りなどに用いましょう。少量でも甘いのに低カロリーです。
デザート、ゼリー、焼き菓子など、砂糖の代用として用いれば、健康やダイエットも意識できます。甘さを出したい料理にも重宝しそうです。
シロップの作りの目安は、500mlに葉を20枚~30枚くらいを入れて、半分くらいまで笠が減るまで煮詰めてから、さらしやガーゼで漉して作ります。加熱しても変わらない甘味成分なので、工夫すれば多くのレシピに加えることが出来そうです。
紅茶やコーヒー、ハーブティーなどに葉を少量入れて、ほんのり自然な甘さを堪能するのも楽しい使い方です。葉は二枚くらいで程よい甘さに。
オリジナルのスムージーなどにも使ってみたいハーブです。ドライにしておけば、他のハーブとブレンドして甘みも楽しみやすいです。
※ステビオサイドという甘味成分は熱に強いだけでなく、水やアルコールにも溶けやすい性質を持っているので、幅広く用いることができます。果実酒などにも重宝しそう。
春に種蒔きからの栽培も可能。苗も流通しているので苗からの栽培は容易。湿度が高くなる季節はぐんぐん育つので、夏の庭にさわやかな緑を。夏の終わりから開花するので、残暑の秋も涼しげな花を楽しめる。
地植えでは株間は40cmくらいが適当。草丈も高くなる。鉢植えでコンパクトに育てるのにも適したハーブと言える。
保水性と排水性を備えた、一般的なハーブ培養土でOK・特に土は選ばないが、やせた土は適さない。
元肥をしっかり与え、定期的に追肥を。有機タイプの液体肥料が与えやすい。
日当たりがよく、湿気には強いがこもらない場所を選んで。
極端な乾燥は苦手なので、乾燥する前に適度に水やりを。表面が少し乾いたかな?くらいで当たえるのがベスト。
アブラムシが付きやすい。乾燥によるハダニも見られることがあるので、葉水も効果的。日頃から自然農薬などで対策を。
暖かい気候の地域が原産なので、耐暑性はあるので管理は楽。夏の日差しによる乾燥には気を付けて、水やりの頻度は多めに意識。
多年草だが耐寒性はないので、特に寒い地方では鉢上げして室内で管理するか、軒下や、風が当たらない場所で。地植えの場合は霜に当たると冬越が難しいが、暖地であれば株元にマルチング材を敷いて対策をとれば冬越も可能と言える。
随時使いたいときに摘む。観賞を楽しみながら少しづつ使いたい。生育が旺盛なので大胆に収穫しても何度か楽しめる。たくさん収穫してシロップを作って冷凍保存したり、ドライハーブを作ってストックして冬に楽しむのもいい。
※たくさん収穫したい場合やこんもりと育てたい場合は、敵心して草丈を調整しながら側枝を増やしてコントロールする。
※夏に大きく茂ったら切り戻しをする。生長が早いので何度か切り戻しをしながら楽しめる。そのままにしておくと株姿が乱れたり折れたりするので、意識しておきたい作業の一つ。
※春に株分けで増やすことができる。挿し木にしても発根しやすく増やしやすい。真夏でも挿し木なら発芽に期待できる。 冬越に成功したら、春に古い茎を株元2cmくらい残して切り戻し、新芽の生育を促すようにする。
ステビア属には150種類以上の品種が確認されていますが、甘味成分を持つのはこの種だけだと言われています。
砂糖の200~300倍とも言われるこの自然の甘味成分は、糖尿病などの生活習慣病と付き合っていくための食品に利用されるようになっています。
ラテンアメリカ先住民の間ではマテ茶の甘味づけとして愛され、昔から用いられていたようです。
現代でも注目され、天然の甘味料として商品開発に役立てられています。
ダイエットと甘いものは言わば敵対する立場ですが、共存の道の可能性も開けてきたかも・・・。
最近では「ステビア農法」という言葉も登場し、抽出に利用した出がらしの葉を土壌改良に用いたりなども行われているんだそう。まさに注目されているハーブと言えます。これからの研究次第では、あっと驚く効能も発見されるかも知れません。
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