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相手の本音に同調するたとえ話の有効性

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ビジネスにおいてもプライベートにおいても、本音というのはなかなか聞き出すことが難しい。とくに、ビジネスにおいてはより利益を追求しようとする心理が常識であるから、より自分に都合のいい話を持ち出しがちだ。

プライベートでも、ひとは傷つくことを恐れ、相手を警戒してしまう事があるゆえに、あたりさわりないのない話をしてしまいがちだ。

そこで、本音を引き出すコツを見ていこうと思います。

 

例えばこんな話?

周りから見ればあのひとが好きなのは一目りょうぜんなのに、かたくなに否定する恋愛感情。

そこに、例えば、「あの人が明日、いなくなっちゃったらどうするの?気持ち伝えたほうがいいんじゃないの?」

という、誘導尋問にも似た、たとえ話を持ちかけると、

「え… そんなのいや… うん。気持ち伝えなくちゃ」

本音がポロリ。そこで、すかさず否定しても、もう、既成事実が発生。好きだということを認めたことに…

ある、ビジネスの現場において、単価500円の品物があったとする。

業者側としては、1000個、なんとか処分したいものだとするならば、ここで、たとえ話。

「これ、1000個全部うちで引き取るとしたら、いくらなら譲っていただけますか?」

「すると、一個300円でいいよ!!」

本音がポロリ。実質の単価は300円以下ということがうかがえる。

これらは、例ですが、たとえ話というのは本音を引き出す、ツールになりうるのです。

警戒心を解く、たとえ話

たとえ話をすることで、一瞬ひとは、現実から離れ、自分の中だけで会話をしてしまう。我を忘れてしまうともいえるけれど、

心の声が出てしまうものです。

警戒心が薄れ、思わず本音がポロリ。たとえ話や、仮定の話は、相手の純粋な答えを導き出す面白いツールなのです。