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自然とつながる

周囲が雑音でいっぱいでも、あなたの話を相手が聴いてくれる心理を作りだす方法。

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話が聞こえにくいそんな場所でも、しっかりと自分の話に耳を傾けてほしい時がきっとあると思います。

 

落ち着いた二人だけの空間ならば当然、会話は二人だけのものですが、そうそう二人だけのシチュエーションに甘んじてもいられないことの方が大半です。

 

周囲が騒がしくて注意が散漫になっているときは、誰の話も耳に入ってこなくなるもの。大きな声が響き渡っていても聞こうという意識が働かないのです。それどころかただ、騒々しくて無意識にシャットアウトしたくなるような心理が働きます。

 

そんな状態でどんなことを伝えても、心にも記憶にも残る会話はできません。ただ流れていくだけの雑音と同じレベルとしてしか、受け取ってもらえないかもしれません。それでは困る!そう思ったときには周囲に同調しない声で話すことが効果的な心理を生み出してくれます。

 

その場の波長とは違ったトーンで話すことで、注意を逆に引き付ける。

具体的には、あえて静かな口調で、トーンを下げて話すということ。

 

話を聴いてもらえるというシチュエーションが定まっていない場合、相手の注意を自分に向けるきっかけにもなりますし、話の内容に意識を向けてもらうきっかけにもなります。

 

騒がしい周囲の環境から二人だけの環境になったかのような疑似的な効果を与えることもできるので、能動的に聴き取ろうという意識を相手に芽生えさせることができるのです。

 

強制的にでも聴いてもらおうと大きな声を出してガツガツとした印象を与えるよりも、しっとりと静かな口調が周囲の波長と同調しなくなり、意識を向けやすくなります。反発せずに素直に聴こうとする心理状態を作り出せるのです。

 

たとえ雑音が響き渡るような場所であっても伝えたいこと、話さなければいけないような様々なシチュエーションがあるはず。そんな時はあえて囁くように、まるで秘め事を話すかのような口調で話してみましょう。

 

相手は聞き取ろうと耳を傾けてくるはず。身を乗り出すほどの体制で真剣に聞こうとしてくれるはずです。大切な連絡事項や忘れてほしくないこと、仕事の打ち合わせ話など、内容の濃い話ならより意識的に話が入ってきやすくなります。

 

それだけ静かな声ですから、自然と物理的な距離も縮まり、親密度も増します。本当に二人だけで共有したい内容であればなおさら効果的なコミュニケーションにもなるし、周囲にも知られずに済みます。

 

親密度も自然と上がる会話ができる。

 

大勢の人がいるパーティーや会合などで、気になる相手がいたときは、静かな口調で囁くような問いかけをして会話をしてみると周囲とは隔絶しているかのような親密度の高いコミュニケーションを取ることができます。

 

周囲はうるさいはずなのに、意識はピンポイントでお互いにだけ向くので自然と会話がしやすくなるのです。

親近感を相手に与えるチャンスにもなるので、自然と自分を覚えてもらいやすくもなります。何かを話しているのに聴こえないという状態は逆に聴いてもらうための戦略にもなり得ます。聴きにくければ、聴きたくなるのが人間の心理なのです。

 

これはあくまでも、一対一のコミュニケーション、つまり自分の話を聴いてほしい相手が特定している場合に有効な方法です。

 

大勢の人に向けて自分の話を聴いてほしい場合は効果はないのは言うまでもありません。