植物を育てるためのヒントや方法の備忘録。

自家製コンポストの虫の発生の予防と対策。

ンポストの虫の発生の予防と対策。

自宅でコンポストづくりをする際に、暖かい季節になってくると虫が発生しやすくなります。気温が低い時期においては比較的問題にならない虫ですが、梅雨時期から適当に管理しているとコバエが発生しやすくなります。虫が発生することはある程度は避けられませんが、予防と対策を知っておけば冷静に対処できます。

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露地栽培ももちろんですが、植物をコンテナ(プランターや鉢)で育てるとなると、土の栄養分もなくなっていくので何かしら栄養分や微生物を活性化させる施しがいずれ必要になってくるのは必須だと思います。

①通気性と酸素が大切

土壌混合法において、虫が気になるからといって一番やってはいけないのが完全に密閉してしまうこと。結露やカビが出やすいだけでなく必ず悪臭が発生するので、密閉はしません。

 

蓋の代わりに不織布を被せてゴムなどで留めておけば、通気性を確保しながら虫を通さない対策になります。しっかりと切り返して酸素を送ることもまた、大切な予防策と同時に分解の促進にも重要な要素です。特に暖かい時期は虫も湧きやすいので一日一回切り返すことが理想的です。

 

②水分バランス適度に

適度に蒸発を促し、水分のバランスを保つことがコバエの発生を防ぐことにつながります。特に、水分過多になってしまうと虫だけではなく、悪臭も発生するので注意です。

 

特に梅雨時期などからは水分が滞りやすく、虫も発生しやすくなるので一日一回は切り返すのが理想的です。晴れて日光が降り注ぐような日は日向にコンポスターを置いて、しっかりと切り返して水分のバランスを整えます。

 

手でぎゅっと握るとまとまるが、離すとほろほろと崩れるような状態がベストです。逆に水分が少ない場合は木酢液などを薄めた希釈液を噴射して湿らせると分解スピードも上がって一石二鳥です。

 

③基材(ピートモスや黒土、燻炭など)と有機物のバランスを保つ

虫がわきやすい季節には基材として燻炭を多めに調合しておきます。通気性を確保しやすくなり、炭素のバランスも保ちやすくなって、結果として虫の発生が抑えられます。落ち葉や草を多めに投入するのも対策になります。

 

さらに有機物(生ごみ)をコンポスターに入れすぎないようにするのも大切です。分解スピードが追いつかなくなってきたら、生ごみを入れる量を減らしたり、新しいコンポスターを用意して、基材と有機物のバランスを保つように心がけます。

 

また、コンポスターが生ゴミで満タンになって切り返すのが面倒くさい場合は、ピートモスを表面に敷き詰めて放置しておくだけでも、虫は寄り付きにくくなるので参考にしてください。(切り返さないと分解スピードは落ちます。)

 

④忌避効果の高い自然農薬で対応

他にも少々のコバエが気になりだしたら、忌避効果のある木酢液やニームオイルなどの希釈液をスプレーするのも効果的です。

参考エントリー

 

木酢液
昔からの知恵として残されてきた木酢液。植物の栽培においても効果的な使い方があると伝承されてきました。特に、有機栽培に対しての貢献が期待されます。ここでは、木酢液についての概要や、使い方の参考を記載して
ニームの苗木
化学農薬の代替として期待されているものがあります。自然由来の力を利用するので有機農業においても選ばれているものです。 ニームはその一つとして家庭菜園や有機菜園に使いやすい病害虫対策として心強い味方に

 

また、あまりにもコバエの発生がひどい時は、焼酎やアルコールをスプレーして一時的にコバエを抑えるのも一つの方法です。これは一時的な対処で、根本的な解決ではありませんが生理的に耐えがたい状態が起きてしまった場合は効果的です。

 

その際、口に入っても安全なタイプの食品用アルコールを等を使い、工業用アルコールなどを使うのは避けます。堆肥の質が台無しになってしまうためです。