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自然とつながる

縄文エネルギーのボルテックス。光の柱が立った御岩山リトリート。

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青く光るこだま。出会っちゃったね。茨城県日立市にある御岩神社にて。

 

この場所は縄文晩期の祭祀遺跡が発掘されたり、古代より信仰の聖地とされている場所です。私は日立市出身で18年間この街に住んでいたけれど、こんな場所があることは当時は全く知らず、行ったことも聞いたこともなかったんですが、大人になってこの場所にきていろいろと思うところがあります。この街に生まれた意味をいまさらながら考えると感慨深い思いが湧いてきます。

 

この御岩神社は近年パワースポットとして注目されているところで、アポロ14号の宇宙飛行士、エドガー・ミシェル氏が地球上で光る柱が立っているのが見えて、その場所を調べたところ、ここ御岩山(御岩神社)であったという話が有名です。

さらに、日本人の宇宙飛行士である、向井千秋さんも「日本に光の柱が立っていて、その場所を調べたら日立市の山中だった」と語っていたことでさらに注目されるように。

 

比較的注目を浴びるようになってから近年いろいろと手入れされているようで、そのエネルギーはとても厳かに美しく保たれていました。境内は広く自然的で、ほんとに古代の空気感が漂っています。

古神道、神仏習合色が色濃く残り、「神仏を祀る唯一の社」なんだそう。御岩神社に祀ってある神様は188あまり。ここに参拝すると日本の神々のほとんどに参拝したことになるとのこと。ほんとに、お寺と神社にある象徴的なものがあったりして、神羅万象、すべてはひとつを感じさせてくれる場所です。

 

御岩神社のホームページに詳細なヒストリーがありますので、ご参考までに。

https://www.oiwajinja.jp/jinjasyoukai.html

 

推定樹齢500~600年の三本杉の御神木が迎えてくれました。近づくだけでピリピリとすごいエネルギー。

こちら、境内の中にある神社のひとつ、斎神社(さいじんじゃ)にて。御祭神は、

  • 天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
  • 高皇産霊神(たかむすびのかみ) 
  • 神皇産霊神(かみむすびのかみ)
  • 八衢比古神(やちまたひこのかみ)
  • 八衢比賣神(やちまたひめのかみ)

 

天井には龍が描かれていて圧巻。日本神話から龍ってやっぱりキーワードですね。龍の国日本と言われるだけあって神聖な場所は龍とゆかりのある場所がほとんどです。

今回は2 回目の訪問で、境内の裏から御岩山(霊山)へ登っていける道があるということを知って、その神域へと足を踏み入れました。

 

 

清流が流れ穏やかな道が続くのかと思って、進んでいくと

 

写真では伝わりにくいのですが、木と木の間に根っこが隆起していて、かなり急で険しいアドベンチャー色満載な山道だったり。アバターになった気分で、もはや現代人というより自然に溶け込んで自然魔法を司る縄文人になった気分で登っておりました(笑)

 

写真とか撮っている場合じゃない…というくらいのアトラクション的山道と、目で見て心で感じて、そしてスピリットにつながるために集中したくなるので、写真とか忘れます。どうでもよくなります。

 

途中に何かの儀式跡があったり、

 

頂上には祠があります。この祠の左後ろにある柱が光を宇宙に向かって放出していた柱の元と言われているようです。何かがいました、確かにいました。すいません一応私も現実的な人間ではあるので、来て確かめてください(笑)。後ろが岩場になっていて、「造化三神様」の御神体と伝えられているそう。

 

 

その岩場からの景色は心が透き通るようです。風の通り抜ける道に自分の身体をそのまま持っていかれそうな軽さに包まれ、龍神の背中に飛び乗ってしまおうかというくらいなものでして(´ω`*)

 

大きく深呼吸して、心身の浄化をし、感謝の気持ちを胸に裏参道へと廻って下山です。

 

こちらは裏参道を降りていく途中にある薩都神社中宮(さとじんじゃちゅうぐう)。

御祭神は立速日男命(たちはやひをのみこと)。

 

古事記を探求してみると発見があって、現代と神話がつながるのが面白いですよね。

 

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来てみるとわかると思うんですが、ほんとに不思議な非日常的な光景なんです。私も現代人としていろいろと洗脳されているなとつくづく思わされます。

 

確かなのは、自然が身近に感じられる場所に私たちは身を置くことで、本当の意味で自分とつながってより良い人生へのヒントが降りてくるのだということ。

 

古代縄文人が神々を祀る祭祀遺跡等が発掘されている場所だけあって、ほんとに縄文時代にタイムスリップしたような光景とエネルギーを感じるボルテックスだと思います。なんというかそのエネルギーが残る側を普通に歩けるのが不思議に思うくらいです。

 

また、コケとかシダ植物の自然的な広がりが神秘的で、目を閉じると古代の縄文人にまるでつながったかのような感覚に。

 

自然とのつながりが、いとも簡単に促される神聖なエネルギーは心身ともに清らかになっていく感覚を覚えました。日本人として生まれてよかったと心底感動し、満たされたリトリートでしたよ。