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種から育苗した夏野菜&ハーブの定植と梅雨のベランダの今♪

夏野菜&ハーブの苗

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梅雨の真ん中、じめじめとして虫も動き出して何かとせわしい日々が続いております。ぐんぐん成長する植物、ちょっと元気をなくしてしまう植物と、二極化するこの時期です。

いろいろとやり残していたことが先延ばし気味になっていたので、お手入れやら定植やら済ませました。ちょうど梅雨のわりにからっとした日があったので、今が最後のチャンスだ!!くらいの勢いでベランダ仕事です。

種から育てていた苗の定植

種から育てていたいくつかのハーブや野菜たち。固定種、伝承野菜など人の手が加えられていない品種たちだからなのか、少々成長のスピードが遅めです。しっかりとゆっくりと育っているという印象を感じさせます。

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ブッシュバジル&スウィーティー♪なバジル

それでも、この時期はバジル類は成長が早いですね。定植するには今がちょうどよいくらいです。スイートバジルはちょっと小さめかな?

ミニトマト&鷹の爪

こちらは固定種(古来種、伝承野菜)のミニトマト「ちびっこ」とトウガラシ「鷹の爪」。たぶんですが、トマト類の定植は出遅れ感ありますが、頑張ってほしいところです。

虫もつかず、綺麗な苗に育ってくれたと思います。嬉しい♪ 鷹の爪はもちろん虫がつくことはほとんど稀なのでとても育てやすいです。

青しそボリジ

そしてこちらも固定種(古来種、伝承野菜)の「ちりめん青しそ」とハーブに分類される「ボリジ」。2品種ともかなり大きな苗になりました。ボリジはアブラムシが付きやすいので注意しなくちゃです。

いつかの待機鉢…(‘ω’)

それではチャチャっと待機していた鉢に定植していきましょう♪

仲良し気なミニトマトとブッシュバジル♪

トマトとバジルのコンパニオンプランツは定番ですね。スペースもそんなにないので、今回は混植して成長を見守ります。

虫を寄せ付けにくくしながら、お互いに成長の促進をサポートしあいます。持ちつ持たれつ♪ちなみに今回育てているミニトマト「ちびっこ」は矮性種で草丈30cmほどの品種です。

他はそれぞれひとつの鉢に定植。 伸び伸びと育ってもらいます♪かなり茂ってくれる定番の品種が並んでいるので夏が楽しみです。

バジルジェノベーゼ、ボリジの葉と紫蘇の天ぷら、葉トウガラシの佃煮、青唐辛子のチャツネ、etc いろいろと楽しみです(*’▽’)

鷹の爪とトマト&ブッシュバジル定植完了♪
バジル、ボリジ、シソも定植完了♪

やっと、苗の定植が終わって、ベランダの状態も落ち着いてきました。あとは
せっせとお世話して、食べて行きましょう(^^)/

梅雨の今のベランダの状態♪

ナスタチウムも花が咲いてます

この時期は植物たちの成長や状態から目が離せません。ナスタチウムも花が咲いて大きく成長しているものと、間延びして弱弱しい状態のものもありますが、しばらく様子を見ることにします。でも、これはこれで面白いです。自然って面白いです。

6月~7月と言えば、北半球の四季のある地域では基本的にサンシャインシーズンでとても最高な気候なはずなのですが、日本には梅雨と言う季節がもう一つ加わるんですよね。

梅雨の時期の情緒っていうのも好きなので、なければないで寂しいと思うのですが、人間にとってだけではなく、植物にとっても少々しんどい季節。日本で有機農業が盛んにならない要因の一つとも言われていますね。

香るワイルドなストロベリー

それでも、ワイルドストロベリーは6月に入ってから実りの頻度が多くなりました。ベランダが甘い香りに包まれるので、ベランダに出るたびに癒されています。

ワイルドストロベリーを優しくキレイキレイ

一度にたくさんの収穫ができるわけではないので、その都度収穫しては冷凍してストックしています。たくさん貯蔵出来たらジャムでも作ろうかと思っています。

by: https://www.photo-ac.com/

余談ですがストロベリームーンなんて呼ばれる月がピンク色に染まる状態がありましたが、野生のイチゴたちがその由来になっているんだそうです。 北米インディアンたちがその名付け親だと聞きました。

昨今、 オランダイチゴなどの品種改良された大きなイチゴはハウス栽培などで作られることが主流で、旬は12月~3月とされますが、露地栽培や野生のイチゴがたくさん実る旬の時期は5~6月。

6月の満月をストロベリームーンと名付けられた由来はそんなところからも来ているのですね。物理的にもほんのりと赤みを帯びて見える現象も重なって、よりしっくりと感じるネーミングです。

日本でも、6月は野イチゴがたくさん見られますね。クサイチゴ、モミジイチゴ、ヘビイチゴ、ナワシロイチゴなどなど!

こういう逸話を聴くと私は心が躍ります。月とリンクさせて「ストロベリームーン」と名前を付ける北米インディアンたちの情緒性というか心の豊かさと言うか、そういうものが響いてきます。日本の七十二候とかもそうなんですけど。

疲れ気味なハーブたち

梅雨時期なので、ハーブたちは少々疲れ気味です。切り戻して新しく新芽が成長しだしているものもあります。

梅雨のハーブ
梅雨のベビーリーフ

ベビーリーフとして楽しんでいたものも、この時期は代謝が鈍く、新芽の成長は遅くてすぐ蒸れてしまいます。そのほとんどはアブラナ科なため、いわゆるアオムシがやってきやすいです。

食べられた水菜
食べられ気味なミックスベビーリーフ

水菜、ルッコラ、クレソン、ラディッシュなどのアブラナ科のものは例外なく全品種、グルメなアオムシくんたちに食べられています♪

ほんとにグルメなんだから。他の植物は食べないくせに。



熱帯地方原産のものは、この梅雨時期でもぐんぐん成長してくれます。

ベビーリーフのつもりが成長著しいスイートバジル
ぐんぐん伸びるレモングラス

他にいろいろな顔を見せてくれている現在のベランダガーデン。

涼しげなスペアミント
切り戻して新芽が出てきたヤロウ
成長中のつるコケモモ(クランベリー)

クランベリーがとてもかわいらしい感じに生育してくれています。虫も付かずにものすごく元気です。枝をどんどん伸ばし、実も大きくなり始めています。

枝垂れるクランベリーの枝

参考プロダクト

ノアサガオ「宿根朝顔」も咲き始めました。つるも敵心してコヅル、マゴズルを出しながらボリュームを出して育てています。

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自家製堆肥も活躍中♪

たくさんの養分を欲しがるアサガオなので、自家製堆肥を追肥として与え成長を促しています。

朝はブルー、夕方からはピンクに花色が変わるのですが、夕暮れともベストマッチして素敵なんですよ☆

梅雨な時期ですが、植物たちと触れ合いながら貴重な夏前の時間を楽しみたいと思います。