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ハーブの植え替え作業

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植え替え

多年草や木類はどんどん成長していくので半年から一年を目途に植え替えを行うのが理想的。根詰まりを起こし始めると成長しないなーとか、葉が小さいままで大きくならないなーなんて感じ始めます

基本的に鉢の大きさに合わせて植物は成長していきます。真夏は避けて春か秋に行います。

 

※真冬や真夏は株が痛むので避けた方が無難ですが、なかば強引にせざるを得ないこともあると思います。その場合は自己責任で臨機応変に。

 

耐寒性のないハーブの場合は冬越出来ないので鉢上げをしたり、一年草の場合は次の春や秋に種を播くために種取りをして命を繋ぎます。バジルなど。

※ほとんどのハーブ類は多年草で冬越ができます。こちらで確認してください。

植え替えの基本の方法

根詰まりを起こしたハーブ、もっと大きくしたいハーブと一回り大きな鉢、新しい培養土を用意します。

 

容器を逆さにして、株を取り出します。

 

ビッシリと張っている根鉢の底にハサミをいれてカットし、ほぐします。古い土をある程度と取り除いていきます。根は2/3くらいカットした方が生長の勢いが強まります。

 

新しい鉢に培養土をいれ、必要であれば元肥を与えて苗を植え付けます。水を鉢底から溢れ出てくるくらいにたっぷりと与えて、日陰で数日間、管理します。

 

日向に移動して、数日してくると新芽が生長していきます。後は、同じように管理していきます。

 

 

植え替えは株の更新をする上で大切な作業です。株の刺激にもなって生長が促進されたりもします。適切に植え替えを繰り返すことで多年草や木本類は何年でも成長し続けてくれます。

 

植え替えのポイント

収穫も終え、剪定などで手入れをする秋頃がタイミングがよいです。次の年の春に向けても株の負担が少ないと言えます。 春の植え替えは新芽が吹き出した頃に行います。寒さが厳しい時期を避けます。

 

ただ、株は一時的に弱るので春の植え替えは慎重に行います。

 

鉢の大きさを変えない場合の植え替え

ベランダなどの小さなスペースではどんどん鉢を大きくしていくのは現実的ではない場合もあります。

 

そんなときでも、根詰まりをしてしまうと株は生理障害を起こしたり、弱って葉は小さくなり、弱々しい状態になってしまうので、株分けをしたり、根をカットして成長の伸びしろを確保して、同じ大きさの鉢に新しい培養土を入れて植え変えます。

 

※植え替えの際には株分けできるものは株分けして、プレゼントしたり地植えにしたり生育の伸びしろを確保します。

オレガノなどはすぐに根詰まり起こすくらい生育旺盛なので、半年に大きな鉢に植え替えるか、株分けをします。